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オス15mm、メス18mmの大型のホタルです。
九州、四国、本州に分布する日本特有の種類で、最も親しまれています。卵から成虫まで、一生発光する種類でもあります。

■成虫が見られる時期
北九州では、5月中旬から6月中旬(山間部では7月上旬)まで、見られます。羽化は、短い期間に集中して行われます。

■特徴
◎色  オスの頭の色は黒色、胸は淡紅色に黒い十字紋があります。 
◎発光器  メスは第6腹節、オスは第6~7腹節で、淡黄色です。

■生息場所
幼虫時代を水中で過ごすため、生息環境は水系とその周辺。川幅があまり広くなく、水深が浅い川に多く見られます。

■交信(発光パターン)、交尾
成虫は餌をとらず、夜露などの水分のみを飲みます。日中は葉にとまって休んでいますが、日没後、オスが一斉に飛び、周期をそろえて発光しながらメスを探します(日没後1~2時間が最も活動が活発な時間帯)。 ゆっくりと、息づくように発光します。西日本の種は、約2秒間隔(1秒光って、1秒休み)で発光するのに対し、東日本の種類は、約4秒間隔(1~2秒光って、2~3秒休み)で発光します。メスを見つけると、さまざまなパターンの光を放ち、誘引し交尾します。

■卵
流れに生える苔に、だ円形(径長0.5mm)で乳白色の卵を産みつけます。1匹のメスが100~500個ほど産み、約1ヶ月でふ化します。

■幼虫
生まれたての幼虫は、2mm程度で、脱皮をくり返し終齢幼虫で20~30mmまで成長します。幼虫の間の食べ物は、カワニナという巻貝で、口から消化液を出して肉を溶かして食べます。
水中で呼吸するためのえらと、陸上で呼吸するための気門を持っています。約10ヶ月または2~3年経った、桜が満開の時期、雨のふる暗い夜に、発光しながら岸辺に這い上がり、環境の良い場所を選んで土に潜り、サナギになります。

■サナギ
土まゆのなかで、幼虫は前蛹を経て脱皮し、乳白色の蛹になります。蛹には、成虫のような発光器があり、刺激を加えると強く発光します。土に潜ってから、約50日で地表に這い出します。羽化の時期は、気温や水温、地温に大きく左右され、地域ごと、年ごとに変化します。


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