ホタルがどんな一生をおくるか勉強しよう。


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交尾の済んだメスは、少し上流の川岸のコケに0.5mmの小さな白い卵をうみつけていきます。一匹の産卵数は500~1000個くらい。
約1ヵ月後には透明な殻を通して幼虫が動く様子が見 えるようになり、やがてふ化が始まります。
ふ化した幼虫はそのまま川へ入り、適当な場所を見つけ川底の石の下へ潜り込みます。 ホタルは、卵のときからずっと光っています。 ■どんな、自然が必要なのかな? ■水ぎわのコケや草に卵を産むよ 卵は、水ぎわの草や石に生えたコケなどに産みつけられます。ホタルの産卵時期に、.草を刈ると、卵も一緒に無くなってしまうので、この時期に草を刈るのは避けましょう。 |
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ホタルの幼虫は、昼間は岩かげや石の下に隠れていますが、夕方になると胸部にある3対の脚と尾脚を使ってさかんに動き回ります。
エサは巻き貝の仲間のカワニナ。消化液を出してカワニナの肉を溶かして食べます。幼虫は、自分の体の大きさにあったカワニナを食べて成長し、5~6回の脱皮のあと、20~30mmの大きさまで育ちます。 ■どんな、自然が必要なのかな? ■水温が高くなりすぎないよう日陰をつくる草木や えさになるカワニナが棲みやすい環境が必要なんだ ホタルの幼虫は、川の水温が上がりすぎると、死んでしまいます。川岸に生えている木や草が川面に作る影が水温の上昇を防いでくれます。 草木の落ち葉は、幼虫のエサになります。ただし、あまり茂りすぎると川の中が暗くなってしまい、カワニナのえさである藻類の成長を妨げるので注意が必要です。 こぶし大の石が幼虫の昼間の隠れ場所になります。 |
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4月、雨の降る暖かい夜に、幼虫が光りながら川からはい上がっていきます。
上陸したホタルの幼虫は、やわらかい土に潜り、まわりの土を自分の出す液で固め、だ円形の部屋を作ります。
幼虫はこの中で最後の脱皮を行いサナギになるのです。じっと動かない時期ですが、この間にいも虫のような幼虫か ら空を飛ぶホタルへと変わっていきます。 ■どんな、自然が必要なのかな? ■もぐりやすい川岸の土手 ホタルは幼虫から成虫になる時、水中から地上に上がり川のそばにある湿り気が合ってしかも水はけの良くやわらかい土の中に潜ってサナギになります。 もし、川岸が完全にコンクリートで被われていたら、幼虫は死んでしまいます。 |
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土の中で羽化したホタルは、やがて外へ飛び立ち、風のない蒸し暑い夜に光を放ちながら盛んに水辺を飛翔します。
成虫は夜露を飲むだけで何も食べません。わずか1週間程度の命で、その間に交尾し卵を生みます。昼間は、じっと川岸の草や木の葉影に隠れています。 ■どんな、自然が必要なのかな? ■ゆっくり休める川岸の草や樹木 成虫は、日中は川のそばの木や草むらなどの陰で休み、日没後(夜間)光ながら飛びます。土手などの川のそばの草むらは日中成虫がゆっくり休む場所として必要です。 また、生い茂った草木は、蛍光灯などの明るい光が川の中に入らないよう、光が入るのを防ぎます。 |