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飼育してきた幼虫を室内で羽化させれば、次の年のたねボタルとして確保できるので、川で飛翔するホタルを捕獲して数を減らすことがありません。また、上陸から蛹化、羽化の様子を観察することもできます。 


羽化装置 サナギ拡大図
■用意するもの
  • 羽化装置:60cmの水槽。上部フタは、網状のものを利用する。
  • 上陸用の土:砂と土を9対1くらいに混ぜたもの。ホタルが生息する川の土でも良い。使用する前に必ず日光消毒して乾燥させておく
  • エアーポンプ、エアーストーン
  • カワラ片、小石


■方法
  1. 水槽の中に土を斜めに盛ります。
  2. 小石や板で土止めをし、水深3~4cmまで水を入れます。
  3. カワラ片を入れ、エアーを吹き込んでおきます。
  4. 十分に成長した成熟幼虫を水中に移します。
  5. 夜8時頃から朝3時に幼虫は強く発光しながら上陸します。
  6. 上陸した幼虫は、土に潜って土マユを作りサナギとなります。ゲンジボタルは約50日後、ヘイケボタルは約20日後に羽化し、成虫となります。


【注意】
  • 幼虫のなかには、再び水中に戻ったり、上陸したりをくり返すものもいるので水槽の中には、エサとなるカワニナを数匹入れておきましょう。
  • すべての幼虫がさなぎになっても水が減ったら、水分を補給しましょう(湿度を補給するため)。
  • 上陸した幼虫の数を把握しておきましょう。(水中に残った幼虫の数から逆算する)

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